2011/11/18

11月18日より今年最後の展示が始まりました。
以下、詳細です。

【開催期間】
2011/11/18〜11/28まで

【時間】
12:00〜19:00
金曜・土曜のみ20:00まで。

【場所】
Photo&Art Galleryプシュケ
http://gallerypsyche.web.fc2.com

[住所]名古屋市中区大須二丁目13番17号☎ 052-253-5919

【交通アクセス】地下鉄鶴舞線「大須観音駅」1番出口より徒歩3分


【企画内容】

「部屋に飾りたい写真展」

写真を手元に残す方法は大きく分けて「データ」と「プリント」の2つがあります。どちらにせよ、手元に残したものを再度見返す機会はあまりなく、時を経た後、撮影時の事象が記録された写真を見て当時を懐かしむことになります。これは写真を見る醍醐味のひとつだと思うのですが、気に入った写真をフォトフレームに入れたり特別な大きさにしたりして壁に飾っておく、常に見ることのできる手元への置き方も、写真の醍醐味のひとつだと思うのです。
本展では、「自分の部屋に飾る」というテーマに沿って選ばれた写真を展示します。展示場所である自分の部屋という場所は、少なくとも撮影者と友人でなければ入ることのできないプライベートな空間です。このような空間に飾りたいと思わせるその写真には、どのような意味が込められているのでしょうか。

【企画意図】
出展者には①飾る写真、②その写真を自分の部屋に飾りたい理由(300字以上)、③部屋の雰囲気がわかる写真×2と飾る予定の場所の写真×1を展示して頂いています。これら3つの展示物を一緒に展示する目的は、写真に含まれた撮影者のメッセージが見る側に伝りやすくすることです。
撮影した写真全てを人に見せたいと思うわけではありませんし、その時は見せたくなくても後になって見せたい写真になることだってあります。選ぶときの気持ちは、写真そのものの見え方を変えてしまうことがあるようです。それは見る側も同じであり、見るときのタイミングや趣向によって見え方が当然異なってきます。写真と言うヴィジュアル情報だけではなく、300字以上ある文章を読むこと、部屋の写真から展示場所を共有することで、見る側はいくらか撮影者がその写真を選んだ時の気持ちに寄り添い写真を見ることになるであろう本展は、私的な展示物をギャラリーという公の場所で展示する「超」個人的な展示を肯定化するための仕組みであります。
なお、本展は[OoooO]の<参加できる企画>のひとつ(もうひとつには参加できない企画があります)として開催されています。

【出品作家】※アルファベット順
hanae KANDA 
Conno
佐藤匡将
Shinji Goto
次田啓志
TEA FOR TWO
Macky